志度の岡野松物語
 平成5年5月20日に枯れるまで、真覚寺の境内で志度の顔として志度の移り変わりを網羅してきた。
樹齢600年というから、おそらく平賀源内も岡野松の屋根の下で遊んだことだろう。
 東京小岩善養寺の影向(ようごう)の松と日本一を競ったエピソードがある。
 お互い日本一を名乗り測量が行われたところ、大きさでは岡野松、美しさでは影向の松と決着がつき東の横綱、西の横綱と名乗ることになったという。
 岡野松の下で4月16日、5月16日に春市が開かれ賑わった。
春の市は季節の風物詩として人々の生活に定着しており、春市が済んだらお田植えの準備に取り掛かっていたという。
平成5年5月20日
 樹木医や庭師、新居川豊さんの懸命な治療の甲斐もなく、ついに岡野松は枯死した。
 長い間、本当にありがとうございました。
平成5年9月23日
 岡野松の枯死を悲しみ告別式が行われ、約400人が日本一の名松の樹徳を偲んだ。
 全盛期の勇壮な姿は、これからも語り継がれることだろう。平成5年9月25日四国新聞掲載
平成6年3月10日
 伐採された岡野松は、その姿を残そうと真覚寺をはじめ、志度音楽ホールでも飾られた。
また、総代や檀家の方達には数珠として贈られ、姿を変えても人々を見守り続けている。
平成19年10月6日
 現在は遺伝子を受け継いだ岡野松2世の成長する姿が見られる。
600年後をどうかお楽しみに。
 
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